2014.08.12~8.15 裏剣周遊

今年の夏休みは、剣岳をグルッと裏から見る温泉付きの山旅にmimimamaとふたりで出かけた。

*動画を作りました。


もう少しノンビリできるかな?と思っていましたが、結構ハードなコースだった。

長崎から8/11の夜行バスで名古屋へ。
8/12朝、名古屋から富山へ。

富山からは富山電鉄バスで立山へ。
立山からはケーブルカーで美女平へ。
美女平からは高原バスに乗り換えて室堂へ・・・・15:40頃到着。

8/12(火・晴れ)の今日は、室堂からみくりが池を右に見ながら少し下ったところにある雷鳥沢ヒュッテに泊まる。到着後お風呂をいただき、さっそく生ビールで乾杯!

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 この日は、食事の時間の後に富山県警山岳警備隊員によるお話を聞く事が出来た。

安全登山についてのお話で、「山に安全な場所は無い」と言う言葉が心に残った。

明日は今回の山旅の核心部とも言える少し長い行程だ。
あまり飲み過ぎないうちに就寝した。

8/13(水)晴れ
雷鳥沢ヒュッテ→別山乗越→剣沢小屋→真砂沢ロッジ→二股→仙人峠→仙人池ヒュッテ(泊)
別山乗越までの登りは寝ぼけた体にはきつかった。
登りの途中で黒部のガイドで写真家の志水哲也氏とバッタリ会った。
写真集用の剣の写真を泊り込みで撮りに入っていたとのこと。
今日は下山して午後から上の廊下のガイドだそうだ。
再会を約束して別れた。

別山乗越から剣沢の方へ少し下ったところで雷鳥の親子に出会う。

剣沢小屋の横にある富山県警山岳警備隊の詰め所で雪渓の状況などを尋ねて先に進む。

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雪渓の途中で作業をするのは危険なので、早めにアイゼンを履いた。

真砂沢ロッジの前の広場で弁当を口に入れ沢沿いの道を二股へ。
二股で水を補給し、この日の核心の登りに掛かる。
キツカッタ・・・・

仙人池ヒュッテに辿り着き、ビールで乾杯!
小屋の名物おばあちゃんは、もう小屋には登ってきていないそうだ。
80歳を越えておられるので無理も無い。
イケメンのお孫さんが小屋の主人を務めておられ、ベテランの番頭さん格の男性と女性スタッフの3人で切り盛りされていた。
一息ついて、仙人池に映る裏剣を見物へ・・・美しかった。。。

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8/14(木)晴れ後曇り
小屋の方たちに見送られて出発!

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今日は阿曽原温泉小屋までの行程だ。
仙人池から仙人温泉小屋までのコースは、冬期の雪崩などの影響によると思われる崩壊地点が数箇所あり、気が抜けない。
雪渓もかなり薄くなった箇所があり、充分注意して進んだほうが良い。

仙人温泉のお湯はパスしました。
少し登り返して、小ピークからいよいよ雲切新道の下りに掛かる。
登山道は谷沿いにあったそうだが、毎年のように雪によって道が崩壊し、維持することが困難なので尾根沿いに新しいルートを開拓したとの事。
道の工事自体は公共工事扱いとなったらしいが、コースを決めるための調査には3年の月日を要したとのこと。
先頭に立って雲切新道を開拓した阿曽原温泉小屋のご主人から話を聞く事が出来た。
ここのご主人はテレビにも良く出ていて、登山者から慕われている方だ。
山岳警備隊OBでもある。

その雲切新道を下りきると、仙人ダムに出る。
ダムの施設の中を通り抜け、少し登り返すと阿曽原温泉小屋に到着。
さっそく露天風呂に浸かる。

夕食時には先に書いた小屋のご主人の話をみんなで聞いた。
この日の宿泊者は10人程度。それにテントが3張り。

8/15(金)曇りのち雨
今日は欅平まで降りて、祖母谷で一泊する予定だったが、都合でmimimamaの実家がある名古屋へ向うことになった。
阿曽原温泉小屋のご主人に挨拶をして、下りの道へと踏み出す。

少し登り返し、水平歩道へと道は続く。

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途中、3年前に沢登りに行った餓鬼谷の取り付きが懐かしく思い出された。
オリオの大滝は圧巻だった。
オリオ谷を過ぎたあたりから雨が降り出しだんだん雨は強くなっていった。

志合谷は雪渓に覆われていた。
登山道は雪渓の下の地下に掘られた長いトンネルだ。
ヘッドランプを点け、水の中をジャブジャブと靴を濡らしながら通ることになる。

長い長い水平歩道を歩き、送電線の鉄塔の近くを何回か通り過ぎるとやっと欅平への急な下り坂となる。
ここからは30分ほどで欅平駅だ。
下界の喧騒が、今回の山旅の終わりを告げている。

欅平からはトロッコ列車に乗って宇奈月温泉へ出、さらに富山から名古屋へと向かった。

こうして今回の山旅は無事に終了した。
ニュースで聞く所によると、翌日も大雨で山岳遭難が起きているようだ。
まだ、不明の方もいると言う。
無事に下山されることを祈らずにはいられない。

・・・・・・終わり・・・・・・